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ゼロからスポンサーが付くイベントへ!私が歩んだ運営ノウハウを大公開

こちらはピクシブ株式会社 Advent Calendar 2015の5日目の記事になります。

開発マネージャの@unagisyanです。

ピクシブでは社員が自由にオフィスを使い、個人的なイベントを行うことができます。そこで今回は、私が初めてイベントを主催した経験を通して、企画・運営について話します。

はじまりは突然に

2015年を迎えて間もない頃、友人から唐突な相談を受けました。

「マジック:ザ・ギャザリング(以下「M:TG」)はお絵かき界のゴルフと呼ばれとても人気がある。ピクシブを会場にしてイラストが大好きな人を中心に大会を開けないか?」

「お前は天才か!?」

※M:TGとは1993年から続く歴史の長いトレーディングカードゲームです。

もっとピクシブのゲストがオフィスを訪れる機会があるべきだと考えていた私にとっては名案でした。自分が大好きなカードゲームの大会なら全力で運営できる自信もあります。

役割を明確にしよう

全ては無からはじまる。イベントを行うために必須なことを列挙します。

<M:TG大会に必須なこと>

  • 会場をおさえる。当日のレイアウトも決めることはもちろん、設営もおこなう。
  • 参加者を募集するためのティザーサイトの作成。
  • 大会を運営するために必要なツールの作成。具体的には 勝敗の打ち込み 対戦表の作成 順位の算出
  • 大会を盛り上げる司会。
  • ルールに詳しい審判。細かいルールの確認が求められるシーンは決して珍しくない。
  • 上位入賞者への賞品。

ここまでは一般的なM:TGの大会に必要なことです。しかし、ピクシブでやるからには 「イラストが大好きなゲストに向けてワクワク・ドキドキな最高の体験を届ける」 ことを追加しなければなりません。ピクシブで開催するM:TG大会に必要なことを列挙します。

<イラストが大好きなゲストを楽しませたい>

  • お絵かきスペースをつくる。ピクシブには訪れたイラストレータが絵馬を描いて入り口に飾る文化があるので利用しない手はない。
  • 優勝者の賞品はプライスレスにしよう。無地のプレイマットに参加者がイラストを描き、世界に1つしかないプレイマットを贈る。
  • 大会のあとに感想戦やフリー対戦でより親睦を深め、思い出に残るように懇親会を行う。

これらを満たすために、自分を含め5人のスタッフをそろえ、役割を明確化しました。

ティザーを公開

ここまで決まれば、準備を進めるだけです。総務に相談して会場をキープ。当日のレイアウト設計は日頃お世話になっているカードショップを参考に作成。ティザーサイトはTwitterログインが使え、サイトのデザインがわかりやすいZusaarを使用しました。

お絵かきM:TG会 「灰色熊杯」

ゲストにあわせて開催時期を決めよう

企画の開始が、1月だったのは幸運でした。お絵かき好きにとって大規模なイベントが少ない2月に開催するのに適しています。

運営に必要なツールの作成

当日は大会の運営を円滑に進める必要があります。今回はカードゲームの大会で一般的なスイスドローを採用し、大会の運営管理にはGoogle スプレッドシートを利用しました。

直前までアイディアはひねりだす

時は流れ、気が付けば開催日の前日になりました。

「このままで明日を迎えて本当に大丈夫か? 何かまだやれることは無いか?」

そう考えた、私はM:TG好きに通じやすいネタで笑いを全力で取りにいく司会進行用の台本を書きました。

当日の様子をダイジェスト

ゲストの受付を一人また一人と済ませながら、開催までの間に「お絵かきスペース」でイラストを描いていたり、フリースペースで対戦をはじめるゲストを見て「トーナメントセンター pixiv」が動作しはじめている実感を得ました。

大会は滞りなく計画通りに進み、大きな不具合もなく大盛況で幕を閉じました。

しかし、解散後も気は抜けません。少しでもゲストの印象に残るように、Twitterのツイートを確認し、大会に関することは 「いいね」 「リツイート」 しました。

打ち上げの前に反省会

大会の後片付けの後はスタッフで即打ち上げと行きたいですが、反省会(KPT会)をします。

ありがとうの気持ちに応えたい

数日後、pixivを閲覧していたらサプライズに遭遇しました。

イベントを終えてイラレポをいただけるとは……他にもブログやTwitterで感想をツイートしてくれる参加者もいました。予想を越えるフィードバックを得たおかげで、第二回を行うことに迷いが無くなりました。

スケールしたい

続けるからにはより良くなるように挑戦しなければならない。反省会の問題点は解決することはもちろん、さらなる驚きをゲストに届けたいです。偶然にも私は機会に恵まれました。

第二回では個人的にカードラボ様健爽本舗(けんそ〜ほんぽ)様 から協賛のお声をいただき、大会の賞品がより豪華になりました。大会当日に参加者のみなさんからは賞品の提供をいただくこともありました。ありがとうございます。

第三回では意識の高いスタッフの提案により、M:TG公式のストーリーに合わせて「エルドラージ」の封印を開会前に行い、Twitterで公開。大会の最後に封印を解くセレモニーを参加者全員で行い、大いに盛り上がりました。

まとめ

イベントを主催することもWebサービスをつくることも似ていると思います。一つ一つ戦略的に考えて成功率を高めることに注力すれば自ずと結果にあらわれます。自分の趣味を生かしたイベントに限っては「自分も参加したい!」と思えることが成功のボーダーラインです。

重大発表

この場をお借りして、お知らせします。第四回の開催が決定しました! お絵かきM:TG会「噛み付きナーリッド杯」から参加できます! 冬のお祭りの準備で忙しいとは思いますが、みなさんのご参加をお待ちしております。

お絵かきM:TG会「噛み付きナーリッド杯」

Appendix:絵馬

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Appendix:世界に一枚のプレイマット

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