"古きよき時代から来ました、真面目なSE、真面目にSE" 広告系技術担当 @bash0C7です。最近はpixivの開発マネージャ業も担当しはじめました。
さて、3月1日に沖縄で開催された沖縄Ruby会議01というRubyのカンファレンスに参加と発表を行ってきました。 アドバイザーとして関わった&発表応募して採択されたという事で、会社からの出張というかたちで行ってきました。
沖縄Ruby会議01とは
沖縄Ruby会議01とは、沖縄ではじめての開催となる地域Ruby会議です。
地元沖縄はもとより、日本各地からRubyistが集い、発表に耳を傾け、懇親会で盃を傾け、熱い議論と交流を繰り広げました。 http://togetter.com/li/636168 のツイートまとめを読むと雰囲気を感じられると思います。
また、後日「るびま」ことRubyist Magazineにて、レポートが公開される予定です。
地域Ruby会議とは
日本でのRubyのカンファレンスというと、国際的なRubyに関する技術カンファレンスであるRubyKaigiがとても有名です。 地域Ruby会議とは、それとは別にさまざまな地域でその地域のRubyistが中心となって開催するRubyに関するカンファレンスです。 2008年に1つめの地域Ruby会議である東京Ruby会議01が開かれて以来、全国各地で数十回開催されており、それぞれに違った開催場所、主催者、方法、規模、テーマをもっています。
私自身、これまでもいくつかの地域Ruby会議に参加・遠征したり、登壇したり、開催したりしてきました。
発表したもの
「Rubyによるバッチ業務のストリーム処理化の設計と実装」という発表をしてきました。
cronで定期的に実行されるようないわゆるバッチ処理は業務を支える重要な役割を担うことが多いです。ただ、そのわりにバッチプログラムの設計について、語る機会があまりないように感じていたり、モノリシックな作りの巨大トランザクションスクリプトが大きなループ内で動くという作りをみてきたりしてて、かねがね問題意識を持っていました。 そこで、自分の業務事例を元に、それらを解決しつつ、更にストリームとしてセミリアルタイムに処理していくために、どういう道具を使うと便利か、どのように設計していけばいいかをお話しました。
みなさんがバッチ業務を設計するときの一つのヒントとなれば幸いです。